縁がはがれ、欠けもできたお椀。木地を足し、しっかり下地をして塗り直しました。古びた味わいは残しています。
胡粉で白く描かれた部分にカビが発生し茶色い浸みになりました。青々とした桐の文様を損なうことなく浸みを抜きました。
お顔の胡粉がはがれ落ちていたものを、下地から中塗り、上塗りと、丁寧に胡粉を塗り直し、面相をして仕上げました。
部屋に数十年掛けられたままで全体が煤汚れや日焼けで黄変し、破れもありました。本紙を洗い、同種の紙で穴を埋めて補彩し表装しました。